目やにが出やすくなる目の病気には、
結膜炎やものもらいなどがありますが、
その中の一つに蓄膿症という病気の症状からも
目やにが増えることが特徴となっています。

蓄膿症と聞くと鼻の病気かと思われがちですが、
鼻水や鼻づまりだけで起こる病気ではありません。
鼻水や鼻づまりで起こる蓄膿症くらい大丈夫と思い込んでいる方も
いるかもしれませんが、後から大変な状態になることも
あるので十分に注意して下さい。

そのまま蓄膿症を放置していると、鼻の奥が
どんどん炎症を繰り返し膿も溜まってきます。
時間が過ぎる程、鼻からの呼吸が困難となり
口で呼吸をすることが多くなってしまいます。

顔の奥の方から痛みを感じることもあり、日々の生活や
睡眠が取りにくく苦痛を感じることとなります。
蓄膿症で顔に痛みがあるときは、顔を横向きにして
寝る体勢を取ると楽かもしれません。

蓄膿症は副鼻腔の粘膜が炎症を起こしている状態で、
他の部位との繋がり、様々な症状へ発展することもあります。
耳へ流れてしまうと中耳炎を引き起こすこともあります。
これが目へ流れてしまうと結膜炎となり目やにの量が
かなり増える原因でもあります。
目元の奥がだんだんと痛くなり、実際に蓄膿症が悪化すると
頭痛やめまいまで強くなる傾向があるそうです。

蓄膿症から結膜炎など目の病気を起こす可能性も十分あります。
以前から蓄膿症を持っていて、朝起きたときに目が開けられない程、
目やにがびっしり付いているときは、蓄膿症が原因と考え
結膜炎を疑ってもいいかもしれません。
そのような症状があると思ったときは、
早めに専門医の診断を受けて治療を始めて下さい。

蓄膿症はそのままにして置くととても危険な病気です。
慢性化しないように早い治療をしっかりとすることが大切となります。
鼻水を出すことは汚いものを外に出す意味もあるので、
悪い症状ではありません。

風邪や花粉症などで鼻水や鼻づまりになることは仕方ないと思って下さい。
ただ、鼻水や鼻づまりになった状態を慢性化させることは
避けて頂きたいので治療を進めて下さい。
鼻だけでなく、耳や目などにも影響が出てくることもあります。
体調管理も考え、鼻への違和感など蓄膿症の症状があるかなと思った時は
耳鼻科を受診してみて下さい。