朝起きたときに目頭に何か付いていると感じることがあるのは、
誰にでもあることで自然な現象でもあります。
角膜や結膜から老廃物やほこりが粘液などに混ざり、
分泌され目やにとなって外に排出されているのです。

目やにはまばたきをするとき涙と一緒に鼻腔に流されますが、
睡眠中は目を閉じていてまばたきをしないためほとんど涙では流されません。
そのため目頭などにたまったままになってしまい、
目覚めたとき目やにとなって付いているのです。

目やににも通常より量が多いときや、粘りけが強い、色が濃い目やに
が出るときなど様々な違いがありますが、
目やにが赤くなることは人間にはほとんどありません。
動物の世界、とくに猫の目から赤い目やにが出ることが多いそうです。
猫が目やにを出すことからも炎症や感染症という疾患が考えられます。

目が赤くなったことに気づくと何かの症状があるのではと疑ってしまいます。
その為、目が赤くなるということは、炎症を起こしているサインでもあり
そこに目やにやかゆみなどがあると結膜炎の可能性が高くなります。

結膜となる白目やまぶたの裏側の部分に細菌やウイルスが感染し
炎症を起こしたものが結膜炎となり、症状としては目やにや充血が起こります。
ウイルス性結膜炎の中でもはやり目と呼ばれているものや、
流行性角結膜炎、咽頭結膜熱、急性出血性結膜炎と種類があります。
主な原因としては様々ですが、ウイルスの感染やアレルギー反応、
ドライアイなどによって起こります。

日常生活からできる予防法もあるので心掛けてみて下さい。
細菌やウイルスから目を守るために手で目を無理にこすらないようにする。
結膜炎にかかっている人と同じタオルなどを使わないようにする。
プールから出たときは、よく目を洗って目薬などでカバーしておく。
面倒だからといってそのままにしておくと、後から大変なことになり
兼ねないので出来るときにしっかりやって下さると良いかと思います。

結膜炎は目の病気となるので、症状が続いていたり心配な場合は、
早めに医師の診察を受けて下さい。