朝起きた時に目頭のあたりに目やにが付いていたという経験を
されている方は大勢いらっしゃると思います。
目やにが出るということは、日常生活をしている中では誰でも自然と起こることなのです。
大人でも子供でも、赤ちゃんでも目やには出ます。

目の表面、角膜結膜から分泌された粘膜に代謝によってできた
老廃物やホコリが混じりまばたきをすることで出てきます。
しかし、眠っている間はまばたきをすることがないので涙の分泌もありません。
そのため目覚めた時に健康な人にも少量の目やにが
目頭や目尻に付いていることもあるのです。

少量の目やには、正常な代謝活動と言えますが、
寝起きに目やにがたくさん出ている時は何らかの病気のサインかもしれません。

目やには、病気の原因や症状によって色や様子が違ってきます。
目やにがたくさん出る病気に多いのが、結膜炎です。
結膜に炎症が起こることで涙が増え目やにもたくさん出てきます。
結膜炎の原因は、ウイルスや細菌、アレルギーとありますが、
はやり目と呼ばれるアデノウイルスによる流行性結膜炎が多いそうです。
症状としては、大量の目やにが出てきて白目が赤くなり、目への異物感を感じるのが特徴です。

また、黄色く膿の様なドロッとした目やにが大量に出る場合は
細菌性結膜炎の可能性もあります。

インフルエンザ菌や肺炎球菌などが原因となりますが感染力はあまりそれほどありません。
アレルギー性結膜炎でも目やにが出ることがあり、
スギ花粉の季節やカビやハウスダストなどでも起こることがあります。
目やには手で擦ったり無理に取ったりすることはしないで、
清潔な綿棒やティッシュペーパーなどを使ってゆっくり拭き取り処分しましょう。
細菌やウイルスが目やにの中にいるかもしれないので、拭き取った後の手洗いも
石けんなどを使ってしっかりするようにしましょう。

寝起きに目やにが気になる様な時は、まず色や様子をチェックしてみて
眼科を受診してみましょう。